2月

2月25日(水)セミナー

「モードフィッティングとは何か」
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台東デザイナーズビレッジ セミナー
「アパレル業界の救世主、モードフィッティングとは何か」
株式会社アトリエロングハウス代表取締役 長屋恵美子氏


既製服にはデザイナーがイメージするライン、シルエットの美しさがあり、着る人にはそれぞれ異なる体型の特徴や、好み、着こなし方があります。

販売の現場で、単に着る人の身体に合わせるだけのお直しをしてしまうと、既製服が持つ「体型をカバーしながら全体として美しく見せるライン」が損なわれてしまいます。

デザイナーと着る人の両者の意思を汲み取って、適切なフィッティングとピンワークによって、微調整しながらベストポイントを見つけ出し、全体として美しく見せるのがモードフィッターの技術です。

丁寧に作られているが身体を美しく見せることができない日本の服作りに比べ、イタリア等の著名海外ブランドの服作りは、着心地とシルエットの美しさを追求することで、「服にこだわる」お客様から高く支持されリピーターが増えて拡大してきました。

モードフィッティングは、この海外の着心地とシルエットを重視する発想から生まれています。
洋服販売の現場でも、モードフィッティングの技術を用いて試着をしてもらうことで、お客様がご自分のスタイルが美しく見える、着やせする、脚が長く見える等の効果を実感し、喜んでいただき、販売実績の向上につながっています。

アパレルブランドにとっては、このモードフィッティングの技術を応用することで、デザインの独自性を維持しながら、様々な顧客の体型や好みに合わせることができ、新規顧客の開拓や、顧客の囲い込みができるというメリットがあります。

講師は、モードフィッターの先駆者であり、百貨店協会での指導や、多くの海外著名ブランドのファッションショーや販売会でフィッティングを依頼されるアトリエロングハウスの長屋先生にお願いしています。おそらく日本では、最も多くの海外ブランド服を取り扱い、実際に服を解体し、補正されてきた方です。

今回はモードフィッティングの概略について解説し、実例をお見せする入門編的な位置づけのセミナーです。
さらに詳しく学びたい方のために、今後、体験講座、中級講座等を開催予定です。

■講座内容の一部(予定)
・「脚が3cm長くなる」ピンワークのデモンストレーション
・モードフィッターとは何か、なぜファッションセレブに支持されるのか
・海外の既製服と、日本の既製服のつくりの違い
・日本の服作りが、日本でも海外でも支持されない理由とは
・モードフィッテングの技術を知った販売員が涙を流す理由とは

■講師 長屋恵美子氏
株式会社アトリエロングハウス代表取締役

■日程 2月25日(水)午後7時~午後9時
■会場 台東デザイナーズビレッジ
台東区小島2-9-10
地下鉄大江戸線、つくばエクスプレス新御徒町A4出口1分
■主催 台東区・台東デザイナーズビレッジ
協力 JAPAN-FPO(日本ファッションプロダクト協会)

■定員 40名
■受講 無料
■申込 専用申込みフォームから
      満員につき締め切りました。
■テキスト 当日購入可能(セミナー申込み時に予約)
「モードフィッター」レディス&メンズ2分冊
長年にわたるインポートブランドの補正経験と実績を持つ著者が、
既製服におけるアイテム別フィッティング&ピンワークの基礎知識、
実践ノウハウを多数のカラー写真とイラストでわかりやすく解説。
既製服のライン(イメージ)とバランスを知り尽くす補正のプロが
築き上げた独自のノウハウを学べる初のテキスト本。
日本百貨店協会のプロセールス資格制度「フィッテングアドバイザー・レディス&メンズ」2級の講座テキストとして伊勢丹等で採用。

レディス編&メンズ編の2分冊。
定価  :  3,465円(本体3,300円+税5%)